正社員の何が怖いのかを探るのではなくて、
「正社員が怖いと思っていることに、私にとって何かメリットがあるのでは?」
という視点で考えてみる。
心理的ブロックを持ち続けること自体が、無意識の私にとって何らかのメリットになっている、という見立てだ。
普通に考えたら、日本人の多くは正社員を目指すのだろうけど、私は昔から見事に逆方向へ進んできた。
就活がうまくいかなかったから今の働き方になったわけではない。むしろ学生時代から、「どうやったら就活しなくて済むか」ばかり考えていた。
ある種、大人になることを避けてきたピーターパンみたいなものかもしれない。
・・・・・あれ?いきなり、これが答えかも?笑
学生当時はアダルトチルドレンのような特性が強かったと思う。(毒親ではないけど、過干渉ではあったかな)
それもあって、初期のセッションでは母との関係について話すことが多かった。
母に言われて嫌だったこと、されたくなかったこと。無意識に刷り込まれていたものに気づき、それを受け止めていく作業。そして、大人になった自分の視点から捉え直していくこと。
そうやってセッションを受け続け、自分育てをしてきたお陰で、小さかった自分を、今の自分の等身大まで育て直すことができた。
そんな母との関係も、ウン十年経った今ではむしろ「子育て」ならぬ「親育て」をしている感覚に近い。
ここでは詳細は省くけれど、母がここ数年で頼りなくなってきて、私が母に色々と教える機会が増えた。
かつて母自身から教わったことを、年老いた母に今度は私が教える。そんな機会もあって、なんとも妙な気持ちになる。
心理学でいう「親殺し」な気分だ。
※文字通りの親殺しではなく、親から受け継いだ価値観や生き方を乗り越え、自分の人生を生きることを意味します。
私はええ歳こいて実家暮らしなんですが、親が今だに大黒柱。その下に、本来なら稼ぎ頭になっていてもおかしくない年齢のワタシがいるわけです。
両親は自営業なのですが、そろそろ二人とも本当の意味で老いが見えてきて、世代交代にも真剣に取り組む必要が出てきています。
ただ、それも父のアイデンティティに関わることなので、すぐにとはいかない。特に女の私には。
そんなこんなで(?)、無意識の世界では、自立できない娘でいた方が、きっとその時点での「正解」だったのかもしれませんね。
お陰で色々な業界を見ることができて面白かったし、今となっては新しい場所に入って予定外のことが起きても、「出たとこ勝負」くらいに思えるようになった。
これまでの過程があったからこそ、なのかなと思います。
ただ、これからは怖くても、心の中にある「親」を越えていきたい。
試しに、今の職場で「来月から社員にならない?」と言われた場面を想像してみた。
やっぱり抵抗感はある。
でも、怖さの正体が少しずつわかってきた今の自分なら、「やってみます」と言える気さえしてきた。
もちろん、これはただの妄想。
だけど、以前は妄想ですら拒否する自分しか浮かばなかったから、今はこれでいい。
そのうち現実が私を試しにくる。
それが明日かもしれないし、いつになるかもわからない。
本当のところは、これからの自分で確かめていくしかない。
だから引き続き、その自分に伴走していきたいと思います。
